構図考~オオジシギ
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石の上のオオジシギ、比較的長い間いてくれました。そこで、構図をあれこれ考えながら撮ってみました。
被写体の向き・被写体周辺や背景の状況・光の向きや強さ・カメラアングル・撮影上の制約等、その決定要因は多岐にわたる気がします。しかし、何よりも大切なことは、その写真の主題を最も強調できる構図を追求することだと思います。鳥撮りでいうなら、その鳥の特徴をいかに引き出すことができるか、ということになるのでしょうか。撮影後でも、トリミング等で、ある程度構図を変えることができますが、やはり、撮影時にきちんと決めることができれば、それに越したことはありません。
シンプルな例ですが、「構図考1」「構図考2」及び、「構図考3」「構図考4」、それぞれ、被写体を上下にずらして比較してみました。どっちの方がシックリくるのだろうか?と、考えながら撮っていましたが、どうなのでしょうか。
本などを見ると、いろんなパターンの構図があることがわかります。特に鳥撮りの場合は、瞬間的に判断して構図を決める必要があり、ある程度のこなれた知識の上に、自分なりの感性を研ぎ澄ましておくことが必要に思えます。もちろん、写真の出来栄えを決める要因は他にもたくさんありますが・・・。
素人なりに、こんなことを思い巡らしてみることも、鳥撮りの楽しみの一つなんでしょうね。
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野鳥を撮る!!といっても、その野鳥だけを意識してしまうのは残念な事になってしまいます。野鳥を含めたその環境、野鳥と周辺とのバランスをどう取るか?だと思います。このオオジシギの場合は、その佇んでいる岩もオオジシギと一体と考え、またその下のコバイケイソウの芽の配置(流れ・・・広がり)をどう意識して取り入れるか?それで構図も変わって来るかと思います。そして最後に背後のレンゲツツジの小木とオオジシギとの絡みをどうするか。こんな感じでしょうか。
投稿: 山国の鳥見人 | 2015年6月 2日 (火) 22時23分
コメントありがとうございました。撮っていると、どうしても鳥の方にばかり意識がいってしまいがちですが、もっと周囲にも目を向けながら構図を考えることが大切ということが理解できました。心がけていきたいと思います!
投稿: エリクソン(山国の鳥見人さんへ) | 2015年6月 2日 (火) 23時19分
おはようございます。ジョウビタキの貴重な場面ですね。夏鳥も、冬鳥もやがては
日本に永住ですか?
投稿: かげろう | 2015年6月 7日 (日) 05時25分
気候変動等の影響なのでしょうね。ただ、温暖化なら、夏鳥が冬に南へ
もどらないことはうなずけますが、冬鳥が夏にとどまるというのは?です。
不思議ですね!
投稿: エリクソン(かげろうさんへ) | 2015年6月 7日 (日) 20時04分